カフェ開業日記1 開業したい理由

紅茶とハーブティーのティールーム開業を目指している仙台市在住の47歳、男性です。
現在、ティールーム開業に向けて準備中ですが、自分の思考の整理と記録を兼ね、「カフェ開業日記」として書いていきたいと思います。

「カフェ」という言葉を使うのは、ティールームというとイギリス風のトラディショナルで重厚な内装や雰囲気のお店をイメージする人が多いらしく、そんなイメージによって「ティールームは敷居が高い」と感じている人が少なからずいるようなんです。
そうしたお店はお客として利用するなら私は好きですが、自分で営業するとなると、トラディショナルなスタイルは私の好みとは異なるんです。もっとカジュアルで気軽に利用できる「カフェ」のようなお店にしたいんです。

もう一つには、カフェという言葉が広い意味で使われているから。
cafeという言葉は本来はコーヒーを意味し、そこからコーヒーを飲める軽食堂という意味で使われていました。
でも、いまはコーヒーの有無にこだわらず、広い意味で使われていますよね。なんでも一括りでカフェと称されているフシはありますが便利な言葉です。

なぜ開業したいのかというと、「紅茶が好き」、「ハーブティーが好き」、「カフェが好き」だから。料理を作るのも好きです。ホームページ時代からおつきあいのある人はご存じのことと思います。ティールームって私らしいでしょ?
かつて飲食店で働いていたので(店長が休みのときは代行していました)、接客業の経験はあります。
現在は長く出版業界の片隅にいますが、この歳になると現役で働ける年数が見えてき、新しいことを始めるにはラストチャンスに近い。定年後に開業する人もいますが、体力的なことを考えると「いまでしょ!」(←古い?)と思うんです。

カフェの好きな人は多いと思うし、いつかは自分のカフェ開きたいと思っている人も多いのではないでしょうか。そのうち幾ばくかの人は実際に開業しているんですよね。カフェ開業についての本も結構ありますよね。
しかし、好きという理由だけでやっていけるほど飲食業は甘くなーい!!
統計上、新規開店しても2年以内に約50%が廃業、3年以内でみると70%が廃業してしまうと言われています。3年以内で95%が廃業、存続率5%という説もあるほど。飲食業は参入しやすいだけに、廃業も多いんですねぇ。ちなみに統計には休業は含まれていません。

流行る流行らないは別として、開業するには資金と種々の手続きを踏めば誰にもできます。でも維持するのが難しい。
「どうしたらお店を続けていけるのか」、ここが問題になるんですね。この点を開業前から考えなければいけない。まず、基本はコンセプトにあり!のようです。

次回はコンセプトについて書きたいと思います。

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by grass_cafe | 2015-02-26 00:00 | カフェ開業日記