上海、豫園の湖心亭

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杭州と同じ旅行のときの写真です。場所は上海の豫園というエリアにある茶楼「湖心亭」。
「豫園」とは、明代に造られた400年以上の歴史を有する江南様式の名園。奇岩が見ものですが、園の構造や仕掛けに江南時代の風情と情緒を味わえました。
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豫園の九曲橋を渡ると、池の中心にある建物を「湖心亭」といい、元々は清乾隆四十九(1784)年に建てられた東屋で、屋根の反り返りが明代風だそうです。茶楼となってからでも140年ほどの歴史があり、上海に現存する最古の茶楼だとか。
こちらにはエリザベス女王やクリントン元大統領など、各国の要人が訪れているそうですよ。
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横から見た図。私たちは2階でお茶をいただきました。20種類ほどのお茶があるそうで、お茶うけがついてきます。
価格帯は広いのですが、私がオーダーしたのは安い方の98元(1500円ぐらい)。500元のお茶もありました。でも、人混みとあまりの蒸し暑さにお茶を飲む気分ではなかったんですよ。ともかく涼みたかった。外の喧騒から逃れられてホッとしたのを覚えてます。静かな時間を過ごせました。



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内部はこんな感じ。結構広いんですよ。紫檀のテーブルがいくつも配されていました。
このとき他にお客さんが居ず、なんと貸し切り状態!昼食後だったからお茶の時間には早かったんでしょうね。

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お湯を注いでくれます。飲み干すと何度でもお湯を注いでくれるんです。肝心のお茶の味は・・・覚えてません。ただ、お茶の味は価格に左右されると思いました。
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窓の外はこんなふう。写真に写っているのはほんの一部分。周囲は一代商業エリアで、各種多様な商店が密集していて、人混みもすごかった。商業エリアが観光地化してました。

せっかく行ったのに蒸し暑さでお茶の味がわからなかった。もしも行かれるのなら、涼しい季節をおすすめします。

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by grass_cafe | 2015-05-13 19:14 | ティールーム/カフェ